北海道猟友会がヒグマ駆除の拒否をした理由|過去に何があった?

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北海道猟友会(札幌)が自治体からのヒグマ駆除要請に応じないよう、調整していることが分かりました。

自治体と猟友会に一体何があったのでしょうか?

調査していきます!

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北海道猟友会ヒグマ駆除拒否へ

北海道猟友会が自治体からのヒグマ駆除要請に原則応じないように調整しているようです。

これには2018年に起こった出来事が関係しているとのこと。

どんな事件か見ていきましょう。

2018年:ヒグマ駆除のハンターが訴えられる

2018年北海道・砂川市の猟友会がヒグマ駆除の依頼を受けました。

依頼を受けたハンターが出動し、ヒグマに向かって発砲。

しかし発砲した場所が悪く、そのハンターは

猟銃所持許可の取り消し

を言い渡されました。

猟銃の所持許可を取り消された理由

今回猟銃の所持許可が取り消された理由は

  • 周囲に人家があった
  • 銃の発射位置と住宅の間に銃弾を遮るものがなかった
  • ヒグマに命中しても弾道が変化し、付近の住宅に到達する可能性があった

というものでした。

銃の発射位置と住宅の間は草で覆われていました。

しかし草では銃弾を遮ることが出来ません。

またヒグマに命中させることが出来たとしても、やはりそれは危険な行為であったとのことです。

このハンター

安全対策をおろそかにした

周辺の人々の身体と生命を危険にさらした

とされてしまいました。

1審の判決

1審の札幌地裁は2021年このハンターの主張を全面的に認めました。

そして処分の取り消しを言い渡します。

しかし北海道側がこの判決を不服として控訴しました。

2審の判決

2024年10月18日2審の札幌高裁は

所持許可の取り消しは公安委員会の裁量権に逸脱しない

として、1審の判決を取り消しました。

またこのハンターの訴えを棄却しました。

世間の声

まとめ

今回は北海道猟友会がヒグマ駆除の要請に応じない出来事について調査しました。

この要請拒否のきっかけは2018年に起こった出来事でした。

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